妊娠を防ぐことで身体には大きな負担がかかる

お腹をおさえる女性

男女がお互いに惹かれあい、その距離が縮まって、相手を求めあい自然に抱き合うことでSEXは始まります。動物の脳の中に、生殖行為は生まれた時から書き込まれてあり、人間も含めて親の見まねで覚えるようなものではなく、自然に生まれた時から手法を知っているといっていいでしょう。

極めて自然な流れで男性性器が女性の子宮に挿入されて、精子と卵子が出会うことになります。そして受精ということが起こり、数か月の後には、めでたい出産ということになります。

当事者の男女にしてみれば、大変喜ばしいことであるし、一族にとっては後継ぎが生まれたということおめでたいことであります。田舎の方では、大変なイベントになる地区もあります。それくらい妊娠、出産ということは大きな意味を持つことです。

ただ出産というと、勧化される場合が大変多いですが、そうでない妊娠、誰も歓迎しない妊娠というものも一部にはあります。生まれてくる命というものは、歓迎されるべきなのですが、そうでない命もあることは事実です。その為に、色んな手立てを講じて産まれてこないようにすることが過去からありました。

物理的に流産するように、激しい運動をさせたり、極端な場合は腹部に過度の振動を与えたりすることも大昔は有ったようです。現在では、避妊法として低用量ピルか、場合によってはアフターピルを服用することを行います。

いずれにしても、普通に往けば妊娠するのを止めさせるのだから、無理をするわけです。基本的に体に良いわけがなく、常態的にそういう状態が続くことは絶対に避けるべきですし、本来ある体内のメカニズムを変化させることなので身体に与える負担は大きいということは十分に理解しておくことが必要です。

妊娠するメカニズム

手の上のハート
妊娠のメカニズムは、女性の身体の中で卵子と精子が出会うことから始まります。つまり卵子と精子が出会って受精卵となり、子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。

その後、受精卵は細胞分裂を繰り返し、妊娠した女性の体の中で成長し、約10ヶ月後に子供が誕生するという流れになっています。女性の卵巣にある「卵胞」が成熟を迎えて、卵胞が破れて卵子が卵巣の外にはじき出されます。所謂「排卵」に当たります。

一方、男性の精巣の中では、ホルモンの働きによって毎日数千万個の精子が作られています。そしてSEXすることで性交が行われて、射精され女性の腟に入った精子は、卵管をめざして子宮内を進んでいきます。

卵管の中で卵子と精子が出会って融合することを「受精」と言います。受精卵は、細胞分裂(卵割)を繰り返しながら数日間をかけて卵管を進み子宮内へ入ります。

ふかふかになっている子宮内で受精卵はタイミングを見計らい、子宮内膜に深く入ってゆきます。いわゆる「着床」です。このタイミングが、妊娠しましたということになるのです。

妊娠を防ぐには、受精卵着床の回避が必要

何かを避けようとする女性
男女が結ばれて、愛をいつくしみ、互いに相手を求めあって自然な形のSEXの結果生まれた子供は、みんなに歓迎されます。妊娠の段階で、おめでたい空気が漂うものです。

ところが、喜ばれない妊娠というものが現実にあります。経済的なこと、あるいは避妊ミスという場合になります。そのように望まれない妊娠を防ぐためには、妊娠の最終プロセスにあたる受精卵の着床もしくは前もって排卵の抑制をするということになってきます。

そうなると、これらの体内での生体の変化‎を妨げることで避妊が成立することになるのです。避妊そのものということになると、女性の側で言うと、子宮内避妊具に体内に埋め込むという方法があります。産婦人科に行き費用は5万円程度で完了します。

挿入の際は軽い痛みがありますが、短時間で装着は完了します。男性の場合、所謂コンドームで対応することがポピュラ-になっています。女性の体内のメカニズムに注目して避妊する方法が、ピルの服用ということになります。

ピルには2種類があります。低用量ピルとアフターピルになります。ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれています。ピルを飲むと血中のホルモン(とくに黄体ホルモン)が増えるので、脳が勘違いを起こして排卵を中止するので、妊娠するということは無くなるわけです。

低用量ピルの場合、きちんと前もってピルを服用することが必要です。アフターピルの場合、事後に服用することが多いので、副作用が少し気にはなるところです。

体内のメカニズムの変化は大きな負担が伴う・・・・

低用量ピルは、SEXを予定している前から、きちんきちんと摂取するので、日頃のホルモンバランスを穏やかに整えてゆきます。それでも、副作用というものがあり、うつが引き起こされる場合があります。

ピルにより人工的に女性ホルモンが体内に入るため、体内のホルモン環境が乱れてしまうのです。ピルの服用で気を付けなければいけないのは頭痛、吐き気、倦怠感です。ピル服用で一時的に体内のホルモン環境が変化するため起きるのです。個人差があるのですが、人によっては吐いてしまうほどの頭痛や吐き気、酷い倦怠感を感じる場合もあります。

一方は、アフターピルは緊急的に本来、身体に起きるはずの変化を阻止することで避妊効果を得るのだから、当然体への負担は大きい。それが強い副作用として出てくることが多くて、低用量ビルよりもうつとか吐き気が激しく現れることがあります。そして、頭痛や腹痛、胸の張りなどがあります。

そして忘れていけないのは、吐いてしまうと効果がなくなってしまうので、追加してまた飲まねばなりません。そのことをアフターピルは十分に理解して服用することが望まれます。

負担を理解した上で避妊をする

薬を飲もうとする動作
避妊行為、特に物理的に精子と卵子の結合を遮断する場合はともかく、子宮の中に精子が入ってからのプロセスで卵子と結合するの妨げる避妊方法では、どうしてもビルの登場ということになります。一般的に、毎日服用する必要がある低用量ピルは、飲み続けることで一つの形が体の中に出来てくることがあります。

そうすると新たなホルモンバランスに身体が慣れるので副作用が楽になってくることもあります。以前は、うつ、吐き気、高熱等に代表される副作用にも苦しめられるということがなくなってきたりします。

一方、アフターピルは、背に腹は代えられないという状況での使用がほとんどです。最初から、アフタ-ピルでいこうという人はいないはずです。飲み方が急激なので、当然、急激にホルモンバランスを変化させるのでさまざまな副作用が発生します。つまり、身体には絶対に良くないのです。だから、基本的にはアフタ-ピルを服用するということは例外的な対応ということで位置づけておきたいものです。

愛し合っている男女が、自然な形でSEXすることで子供が生まれるのは素晴らしいことです。ただそうでない場合もあり、避妊する場合は、慎重に対応したいものです。

ピルはきちんと服用すれば、きちんと効果を出してくれます。女性の体の負担ことを考えて適切に利用しましょう。

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